こんにちは、MeGです!
新NISAが始まって、はや半年以上が経ちましたね。すでに始めている皆さんはどんな銘柄を買っていますか?
一つの投資信託(S&P500やオルカン)に集中投資しているわ。
俺は個別株中心にポートフォリオを組んでいるよ!
など、様々かと思います。
新NISAは投資の目的やリスク許容度によって、いろいろな戦略をとれるのが面白いところ。
今回はその一例として、卒パート&ゆるFIREを目指す私の新NISA戦略と、実際に購入している銘柄をご紹介します。
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新NISAはコア・サテライトでリターンの最大化を狙う
コア・サテライト戦略ってなに?
さっそくですが、私のとる新NISA戦略は「コア・サテライト戦略」になります。
コア・サテライト戦略は、投資家が主要な資産(コア資産)と、それに付随する補助的な資産(サテライト資産)を組み合わせてポートフォリオを構築する投資戦略のことです。コア資産は、安定した収益を生み出すと考えられる主要な資産クラス(株式、債券、不動産など)で構成されており、リスクを分散するために広く分散させることが一般的です。
一方、サテライト資産は、コア資産に比べてリスクが高いが、高いリターンを期待できる資産クラス(新興市場株式、ハイイールド債券など)で構成されています。コア・サテライト戦略は、投資家がリスクを管理しながら、ポートフォリオ全体のリターンを最大化しようとする戦略です。コア資産は安定した収益を確保し、サテライト資産はリターンを高めるための追加的な要素として用いられます。この戦略を適切に組み立てることで、投資家はリスクをコントロールしながら、リターンを最適化することができます。
つまり「コア・サテライト戦略」とは、コアである程度の安定したリターンを確保しつつ、ややハイリスク&ハイリターンのサテライトで攻めの投資をしていくという手法ですね。
例としては以下のようなものかと。
【例】
コア…S&P500(米国)・オールカントリー(全世界)・債券
サテライト…新興国(インドなど)・ナスダック100・FANG+・金・仮想通貨
私がコア・サテライト戦略をとる2つの理由
少ない資産でリターンの最大化を目指す
私がこの戦略をとる理由は大きく2つあって、1つは「限られた資産で、リスクを抑えつつリターンの最大化を狙いたいから」です。
投資にはその時代のトレンドというものがあります。そのトレンドの波に乗りたいと思えば、サテライト枠でちょっと乗っかってみる。
今の大きなトレンドで行けばAIですね。あとは、米国の景気サイクル(経済の浮き沈み)でその時期に上がりやすいセクターに投資するとか。
長期的にみて安定したリターンが見込めるインデックス投資を行いつつ、サテライトで時代の波に乗っかることで、全体のリターンをより高めていく作戦です。
ただし、そういったジャンルやセクターを絞った投資はリスクが高い分、必ず報われるとは限りません。
なのであくまでサテライトとして少額で、が鉄則です。
マニアックな投資欲を満たす
2つ目の理由は「自分自身のマニアックな投資欲をみたしたいから」です。
投資を数年やっていると良くも悪くもいろんな知識が付いてきて、投資してみたい銘柄やアセットが次々と出てくるんですよね。
個別株や新興国、仮想通貨…、どれもコアに据えるにはちょっと危ないものばかり。
報われるか分らんけど、我慢できん…投資したい!
そんなワガママな投資マニアの欲望をやさしく受け止めてくれるのも、このサテライト枠。
コアがしっかりしているからこそ、ちょっとした遊びもOK、という訳です。
実際のところ、このコア・サテライト戦略をとっている投資家は多い気がしますね。
で、何をいくら買ってるの?~購入銘柄公開~
そんな訳で私が新NISAで買っている主な銘柄は以下の通りです。(2024年7月現在)
つみたて投資枠
投資信託
コア 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(通称:楽天・オールカントリー)
投資金額:80,000円/月
私のコア投資先は言わずと知れたオルカン(eMAXIS Slimじゃなく楽天のほう)。なぜS&P500じゃないのかというと、S&Pはすでに旧つみたてNISA枠で150万円分保有していることと、今後は現在割安とされる日本株や新興国が伸びてきて、しばらくの間オルカンがS&P500のリターンを上回ると自分は予想していること、の2つの理由からです。
サテライト iFreeNEXT FANG+インデックス
投資金額:2,000円/月&スポット購入
TrasersのS&P TOP10インデックスとどちらにするか悩んだ末、2024年7月~積立開始。優れたハイテク10銘柄に集中投資。積立は少額で、下げた時に大きく買っていく戦略です。積立は当面楽天キャッシュ決済。楽天ROOMの売上を充当していく予定です。
サテライト iTrust インド株式
(積立終了)
iTrustはアクティブファンドのため信託報酬が高いことがネックだったのですが、2024年5月に信託報酬の低いインデックスファンドである「楽天・インド株Nifty50」が新たに誕生したためそちらに切り替え。売却はせずにこのまま少額ですが運用は続けます。
成長投資枠
投資信託
サテライト ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
投資金額:10,000円/月
サテライト枠で私がいちばん期待している銘柄。米国に限らず世界の優れたハイテク企業TOP100に投資ができる指数で、このニッセイNASDAQはその中でも信託報酬が最安値水準の、おすすめ投資信託です。追加投資もガンガンしていく予定なので、コアよりのサテライトといった位置づけです。
サテライト 楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド(通称:楽天・インド株Nifty50)
投資金額:10,000円/月
これから人口ボーナス期を迎え、経済的な成長が期待されている人気のインド投資はこちらで。「Nifty50」は、日本で言うところの日経225のような感じでインド国内の50社の大手企業の株価を基に算出されている指数です。ただし新興国は波がありますし、米利下げ後に訪れるドル安局面で特に有利と言われているので頃合いを見計らい10年以内には利確する予定。
サテライト 楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天・VTI)※お楽しみ枠
投資金額:5,000円/月
米国の企業をまるっと買える全米インデックス。こちらはいつでも引き出し可能な「お楽しみ枠」として楽天ポイントだけ(実質)で積み立て、家族との旅行や、家電などの大きな金額の物の購入費用に充てます。長期積立だけだとつまらないので設けた枠です。
ETF
長くなるのでETFは今回はさらっといきます。
株式市場で取引される投資信託の一種です。ETFは、複数の株式や債券、商品などの資産を組み合わせたポートフォリオを持ち、そのポートフォリオに連動するように株式として上場されています。投資家はETFを購入することで、そのポートフォリオ全体に分散投資することができます。ETFは、株式市場で簡単に取引可能であり、株式と同じように日中に価格が変動します。ETFは、さまざまな資産クラスやセクターに投資するための便利なツールとして利用されています。
ETFは何と言っても投資信託と違い、自分の狙ったタイミングで約定させることができるのが最大の強みです。ただし、チャートなどを見ながら注文する必要があるのでやや中級者向きかも。
ETFすべて サテライト の位置づけです。とくに米国ETFは直接ドル資産が持てるというメリットもあるので一定数長期で保有していきたいと思っています。
【米国ETF】
VIG(増配株式)・GLDM(金)・EDV(米国債)・AIQ(AI)
連続増配している優良株が揃う「VIG」と、長期で値上がりが見込め、株と違う値動きをする金(ゴールド)に気軽に投資ができる「GLDM」は、長期にわたりコツコツ買っていきたい銘柄。
利下げによる値上がり益&暴落対策としての「EDV」と、AIセクターに集中投資ができる「AIQ」はここ数年以内(AIバブル崩壊まで)に決済予定の短期投資銘柄。
【国内ETF】
GX超長期米国債(180A)為替ヘッジなし
円建てでもしっかり米国債に投資します。こちらも利下げ&暴落対策として少額ですが保有。
ちなみに、私は新NISAは楽天証券で行っています。ETFを購入する際は業界屈指の格安手数料。何よりHPがとっても使いやすいので、投資初心者の方にもおすすめの証券会社です。
まとめ
私の新NISA戦略はざっとこんな感じです。
ETFは短期保有のものもありごちゃごちゃ。
ゆくゆくはVIGとGLDMのみにして、資産形成後期にはVYM(高配当株ETF)も組み入れつつ、スッキリさせていきたいです。
また投資金額についてですが、2024年は余剰資金(以前特定口座や、子供の未成年口座で積み立てていたのを利確した分)をなるべく早く新NISAに移す目的で月額10万円超と大きい金額になっていますが、2025年からはもうちょっと少ない金額になる予定です。
毎月5~6万円くらい投資できたら理想的ですね。
一般的に新NISAは、
10年20年と長期で保有し続けるんだ!ガチホー!!
と言われていますが、私は必ずしもそうではないと考えていて。
もちろんコア部分はしっかり長期で保有して複利の力で増やしつつ、ライフプランに合わせて時には一部を売却したり、また時には積立を中断したり、ポートフォリオを組みなおしたりと、ある程度自由に使っていけばいいのかなぁと思っています。
せっかく与えられた1,800万円という大きな枠だから、自分らしいスタイルで投資を楽しみたいですよね。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
MeG
~2025年からの新NISA戦略が固まりました~
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