保険貧乏になってない?我が家が学資保険を解約して新NISAへシフトした理由

新NISA

こんにちは、MeGです!

突然ですが、小さなお子様をお持ちの皆さんは学資保険に入っていますか?

我が家も、双子の息子たちが生まれて間もなく、とある学資保険を当たり前のように契約し、数年間にわたり積立を行っていました。

ところがある時、気付いてしまったんですよね…

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この「学資保険」なるものは、本当におトクなのだろうか?

そこで今回は、

●我が家が学資保険を解約するに至るまでの経緯
●新NISAを使った教育資金の形成について

について解説をしていきます。

もちろん学資形成についてはさまざまな方法や考え方がありますし、ここに書いてあることは学資保険を否定するものでは決してありません。

あくまで個人的な一意見とはなりますが、子供の教育資金をどうやって築いていったら良いか?お悩みの方のヒントになれば幸いです。

 

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学資保険の契約から8年後の解約にいたるまで

我が家が入っていた学資保険について

保険種類:5年ごと配当付学資保険
(大学入学資金重点型)
払込期間:17年
返戻率:約110%
月額保険料:(1人目)11,572円(2人目)11,442円
合計 23,014円
払込保険料累計:4,694,856円
受取総額:5,200,000円(+505,144円

このように我が家は学資保険としては返戻率が高く、比較的条件の良い保険に入れていたと思います。

解約の決め手は「新NISA爆誕!」報道

ではなぜ、そんな優良な学資保険を解約するに至ったのか?

それはひとえに2022年頃の、

どうも2024年からNISA制度が拡充されるらしいぜ…

との報道が大きいです。

当時我が家はすでにつみたてNISAを始めていて、そのリターンの高さを肌身で感じていました

その上、新NISAでは

■生涯投資可能金額が1,800万円へ引き上げ
■非課税期間の撤廃(つまりずっと非課税)

という神がかり的な大改正が行われるというので、さっそくシミュレーションをしてみたところ、こんな感じの結果に。

投資対象:S&P500または全世界株式の投資信託
積立期間:17年
想定年間利回り:5%
月額投資金額:20,000円
投資元本:4,080,000円
運用資産額:6,410,000円(+2,330,000円

(アセットマネジメントOne『資産運用かんたんシミュレーション』より)

なんと、17年後の利益に180万円以上もの差が…!

しかも積立金額は「2万円」と、学資保険の払込保険料よりも少ない金額にしているにもかかわらず、です。

よくよく考えてみれば、17年後にやっと10%プラスになる学資保険と、年利5%の投資信託ではそもそも比べようもないんですよね。

しかもこの新NISAの年利5%というのは、途中の数回の暴落も想定したもので、ここ10年20年のリターンを考えると結構カタい試算かと。

あくまでこのシミュレーションは0歳という最初の段階から積み立てたケースなんですが、途中解約して残りの9年間運用する我が家の場合であっても、月4万円(学資保険の払戻金を含めて、月額に割り戻すと大体そのくらい)を年利5%で9年間積立すれば、

投資元本:4,320,000円
運用資産額:5,441,728円(+1,121,728円

と、学資保険を継続すよりも高いリターンが期待できる、ということが分かった訳です。

MeG
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たった9年で学資保険をはるかに上回るリターン。投資経験者としては、迷う理由はどこにもなかったですね。

そこで私たち夫婦は2022年末頃に保険会社へ解約を申し入れました。積立開始から約8年後のことです。

途中解約はかなり元本割れする!と聞いていたのでドキドキしていましたが、払戻金は支払い総額の3万円ほどのマイナスで済み、幸い元本割れはほとんど無かったです。

しかも3万円程度であればその後の新NISAで充分取り戻せる金額だったので、決断して本当に良かったと思います。

学資保険の途中解約を検討している方は、事前に必ず払戻金額(どれくらい元本割れするか)を確認しておきましょう。

この時の払戻金はもちろんそのまま新NISAの原資に。現在、息子たちの教育資金の積立は主人の新NISAをメインに行っています。

学資保険に限らず「毎月の保険料の支払いがつらい」という方は見直しを

基本的に、学資保険を含むいわゆる「貯蓄型保険」はすべて

【利回りが低く、手数料の高い投資信託】に投資している

と考えて良いと思います。

これは決して悪意があってそう言っている訳ではなく、保険会社が自分たちの代わりに預けたお金を安定運用してくれるのですから仕方ない、ということですね。

ですが払ったお金のうち、かなりな割合がその手間代や、従業員のお給料へと消えていると考えたら、正直効率が悪い運用と言わざるを得ません。

日本人は外国の方に比べ、保険をより好む傾向にあると言います

備えるのは決していけないことではありませんが、保険料が家計を圧迫して生活が苦しくなるようでは本末転倒。

保険は負担になり過ぎないよう、本当に必要なものだけを残して解約を検討しましょう。

そこで生まれたお金は、子供の学資はもちろん自分たちの老後に備えるための資金源になってくれます

まとめ~教育資金は新NISAで、自分たちの手で育てていく~

子どもの教育資金は他人の手に委ねず、自分たちの手で運用し、育てていく

ということ。

それが、投資による資産形成を数年間続けてきた私たちが出した結論です。

また、もし今自分に子供が産まれて、これから学資形成を始めるなら迷わず新NISAを選択するだろうなぁ、と思います。

ただし、次のような方は新NISAでの学資積立に向いていないかもしれないので注意です。

 

①投資に多少なりとも抵抗感のある方
②お子様の大学入学まであと数年(目安:9年以内)しかない方

②に関してはなぜかというと、投資を始めてからリターンが安定するまで10年くらいかかる、と言われているから。

数回の暴落を経ても、10年投資すれば大体プラスだよね、という大切なライン。

MeG
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投資期間が長く取れない方は無理をせず、学資の部分は貯蓄で用意するようにしましょう。

 

我が家はあと9年というところで解約したので本来ならギリギリアウトですが、「つみたてNISA」を始めてからは数年経っていたし、まぁよしとしよう!という感じです。

投資先と投資金額(リスクを取り過ぎない)に気を付けさえすれば、子どもの学資に限らずマイホームや老後資金など、新NISAはありとあらゆるライフプランに対応できる最強の資産形成ツールになると思います。

上手に活用して、将来を安心して迎えたいですね。

今回は以上になります。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

MeG

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