こんにちは、MeGです!

いやー、なかなか壮絶な4月相場でしたね。
(引用元:Google finance)
トランプ大統領が追加関税を発表してからの下落は、新NISAがスタートする2024年1月より以前の水準まで株価が下がってしまうほどの、かなりキツいものとなりました。
おそらくほとんどの人が新NISA分に関しては含み損を経験したのではないでしょうか。
幸い、直近ではかなり好調に値を戻していますが、今回の下落の根本的な原因である関税問題が解決していませんし、今後の景気動向にも不安が残るため、まだまだ油断できない相場が続くんじゃないかなぁ、と個人的には思っております。
チャート的には日足の200日移動平均線が各指数とも間近に迫っており、そこが抵抗となって再び下落に転じる可能性もあるので引き続き注視したいところです。
それよりですよ…この暴落相場が可愛く思えるくらいの“非常事態”が今の日本で起きてますよね。
そう、証券口座の不正アクセス問題です!
金融庁がまとめたデータによると、不正アクセスが最初に確認された2025年2月から同4月までのおよそ3か月間で起きた不正アクセスは3,312件にも及び、そのうち実際に不正取引の被害が生じたのは何と1,454件。
被害総額はすでに約500億円にものぼるのだそう。

これ…株価の暴落より恐ろしい事態なのでは。
コツコツ積み上げてきた大切な資産が変な中国の個別株に置き換わるなんて悲劇すぎる。
ただでさえ投資はリスクがあるものなのに、さらに証券口座が乗っ取られるという、普通なら考えなくても良いはずのリスクまで上乗せされてはたまったもんじゃない。
この問題は、これから資産形成を始めようとする人たちの障壁に間違いなくなるでしょうね。
ちなみに私自身は楽天証券でNISA口座を開いていますが、とりあえず個人でできる対策として以下のことを行いました。
①ログインパスワードの変更
②取引パスワードの変更
③ログイン追加認証の設定
④こまめにメールや取引履歴をチェックする
万が一IDとパスワードが漏洩したということなら、ひとまず最低限①と②を行えばひとまず不正取引のリスクはグンと減らせるはず。
そして③のログイン追加認証(絵文字認証)は現在PCサイトとモバイルサイトのみですが、2025年6月1日はiSPEEDやiGrowなどのアプリでも必須化されるようです(ですが、できる限り6/1を待たずに自身で設定しておくべし)。
それと何気に大切なのが、いち早く異変に気付くために、こまめに取引履歴やメールをチェックして不審なログインや注文がないかを確認することかなと思います。

界隈で推奨されていた“証券口座をなるべく見ない”インデックスのほったらかし投資が逆に危なくて草
皆さんも、個人でできる対策はしっかりして大切な資産を守ってくださいね!
とにかく各証券会社には早急なセキュリティ対策の根本的な強化を望みます。
今回は2025年4月末時点の資産額公開です。
素人目線ではありますが、今後の見通しなどについてもまとめてありますので、最後まで見ていただけると幸いです。
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現在の新NISA投資内容
毎月の積立内容と金額
投資信託 合計 65,000円
を、上記の内容で毎月積み立てています。
【内訳】
クレカ積立……64,999円
ポイント投資……1pt(楽天市場でのSPU獲得のため)
オルカンと楽天SCHDを二本の柱とし、ナスダック100などでハイテク比率をやや上げてリスクを取っている感じです。
コア:サテライトの比率は 今のところ7:3くらいになっています。
積立以外の追加投資・売買状況
購入
・スポット購入 40,000円分
(うちポイント投資 15,000pt)
【ETF】
・GLDM(金) 4株
・VIG(増配株式) 1株
【仮想通貨】
・ビットコイン(BTC) 25,354円分
(うちポイント投資3,000pt)
さて、4月の下落相場でどう動いたか?ですが、上記のとおりマイルールに沿ってしっかりめに買い増しを行いました。
売却
・EDV(米超長期国債) 3株
【仮想通貨】
・イーサリアム(ETH) 0.1ETH=25,354円分
久々に売却も。
新NISA成長投資枠で買って、惰性で持っていたEDVですが、トランプ関税問題からのスタグフレーション懸念により、米国債への投資妙味(キャピタル狙いの)が薄れたと判断し、損切りを決めました。
ひとまず5株中3株を売って、そのまま資金をVIGへスイッチ。
残り2株は、6月か7月に予定されている今年1回目の利下げで少しでも上昇すれば、売却し現金化します。
そして仮想通貨のイーサリアム。
他の仮想通貨が比較的好調な中、今回は唯一調子が悪く、評価益がマイナスになった時点で0.1ETH分を売却しその資金でビットコインを追加購入しました。
イーサリアムは今回の仮想通貨バブルでは上昇が見込めないと判断しましたが、長期目線ではまだまだ強気。
チャンスがあればまた来年以降、積み立てていこうと考えています♪
2025年4月 新NISA 運用状況

それでは、2025年4月末時点での資産状況をどうぞ。
まずは新NISAのポートフォリオから。
つみたて投資枠
新NISAが始まって数か月だけ積み立てたiTrustインド(アクティブファンド)は「本当に動いてんのか?」っていうほどの安定ぶりでした。
オルカンは、もちろん暴落の煽りを受けて一時はマイナス圏内に…。ですが特にこちらは追加投資なしでも月末には自然とプラ転しました。
今回S&P500よりオルカンの下落がマシだったのは、米国株より欧州や中国株の方が比較的堅調だったせいかな?と思っています。
成長投資枠
4月上旬の暴落時には、GLDM以外はすべてマイナス圏に突入し“ほぼ全滅”状態だった成長投資枠。
ですが成長投資枠の銘柄の多くはしっかり買い増せたので、上昇時のプラ転(評価損益がプラスに転じること)も比較的早いのではと期待しています。
ただ、別の記事にも書いたとおり今年の秋まではまだまだ下がる可能性があるとみています。

個人的には買い場は長く続いた方が嬉しい(もちろん上がったら上がったで嬉しいけど)。
再度チャンスが来たらしっかり対応できるように準備しておきたいと思います♪
ゴールドETFのGLDMは今月4株増やすことができ、PFの中でもしっかりとした存在感を放つように。
長期的にはまだまだ比率を上げていきたいアセットなので、今後もコツコツ買い増していきます。
2025年4月 つみたてNISA 運用状況
続いて2019年から積立しているつみたてNISAの運用状況。2023年12月で積立は終了していますので、現在は運用のみ行っています。
結局今回の暴落では、トータルの評価損益はプラスのまま終えることができた訳ですが、それもこれも、約6年近く運用を続けているつみたてNISAの含み益バリアのおかげ。
やはり投資は長期で続けることが大事だと実感しました。
今回買い増した分も、きっと将来の“お宝ポジション”になってくれるんじゃないかなと思います。
その他アセット
特定口座
レバナスは、ずっと迷っていましたが夏までの間のどこかで手放すことにしました。
少額ですしレバレッジは下落時のダメージもやはり大きく、この地合いでホールドしていてもあまり意味をなさないと判断したので。
いったん現金化して待機資金にします。
仮想通貨
トランプの追加関税が一時停止された安心感からか、仮想通貨もやや戻してきましたね。
ただし関税への懸念が完全に払しょくされない限りは上値の重い展開が続きそう。
ビットコインに関しては下げたら楽天ポイントで買い増しを続けつつ、気長に上昇を待ちたいと思います。
配当・分配金
2025年4月は…
●米国ETF 3.57$
EDVから上記の配当金が入金されてました。
資産合計
というわけで、2025年4月末時点での金融資産合計額は以下の通り。
4月は最終的に先月比(評価損益ベース)-17万円となりました。
株価下落&ドル安なのでこの結果は仕方ないですね。
ですが買い増しを行った分、資産総額は先月よりも増えている状態なので、株価が戻ってきたときにどれくらいプラスになるか今から楽しみです。
私はNISA口座を楽天証券で開いています。ポイ活からのポイント投資もスムーズだし、何よりHPがとっても使いやすいので、投資初心者の方にもおすすめの証券会社です!
もし興味をお持ちで楽天証券の口座をまだ開設していない人は、ぜひこの機会に検討してみてください。
まとめ&今後の展望
今後はおそらく「アメリカがリセッション=景気後退に陥るかどうか」がカギになってくるのでは?と思っています。
一番の懸念は、関税政策によるインフレ再燃からのスタグフレーション(物価が高いまま景気後退に陥ってしまう状態)。
インフレが再燃してしまうとFRBも利下げできず、金利も高止まりし米国債がさらに売られ…何かいろいろ大変なことになりそう。
なので今後のアメリカの経済指標、特に雇用統計とCPI(消費者物価指数)、PCEデフレーター(インフレ指標)はより注意深く見守っていきたいですね。

暴落や株価低迷は長期投資にとって資産を増やすチャンス。
積み立ててもなかなか評価額が上がらないフェーズはつらいけど、いつか必ず報われると思って頑張って投資し続けよう♪
今回は以上となります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
MeG
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