「半導体冬の時代」再来か?モルガンスタンレーが警告するメモリ株暴落シナリオを徹底解説

投資

こんにちは、MeGです!

ここ数日で、ブロードコムやMicron、AMD、Intelといった半導体株が軒並み大きく売られましたよね。

ニュースで“半導体冬の時代”って聞いたけど、結局何が起きてるの?

そんな疑問を持った方も多いのではないでしょうか。

今回の急落のきっかけの一つとされているのが、大手証券モルガンスタンレーが半導体・メモリ株に対して示した慎重な見方です。

過去にも似たような警告を出し、判断が分かれたことがある同社ですが、今回はどんな根拠を示しているのでしょうか。

投資初心者の方にも分かるように、できるだけかみ砕いて解説していきますね。

 

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何が起きたのか。半導体株の急落を整理

まず状況を整理しておくと、現在のところ、株式市場全体が崩れているわけではありません。

金融株やヘルスケア株、生活必需品株などはむしろ上昇していて、下がっているのは半導体・AI関連株に集中しています。

つまり「半導体から他のセクターへ資金が逃げている」という、いわゆる資金ローテーションが起きている状況ですね。

ちなみに台湾のTSMCは決算がかなり好調で、AI向け半導体の需要自体は依然として強いというデータも出ています。(ただそれがきっかけで調整が始まった訳ですが…)

なので「AI需要そのものが終わった」というより、
「これまで買われすぎていた銘柄の調整」と見た方が実態に近そうです。

そんな中追い打ちをかけるように出てきたのが、モルガンスタンレーのレポートです。

 

モルガンスタンレーは何を警告したのか

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レポートの中身をざっくり言うと、こんな感じです。

  • メモリ株(Micronなど)の投資比率を減らすべき
  • 資金はGoogleやAmazonのようなAIクラウド事業を営む企業(ハイパースケーラー)に移すべき
  • 理由は「メモリはやっぱり景気の波に左右される産業だから」

 

ここで大事なポイントは、「業績が悪化する」と言っているわけではないということ。

指摘しているのは、これまでのように「予想を大きく上回る決算(アーニングサプライズ)」を出し続けるのが、そろそろ難しくなってくるのでは、という点です。

たとえばMicronの決算を見ると、EPS(1株あたり利益)の予想自体は今後も伸びていく見通しです。

ただ、前年同期比で見た成長率や、市場予想をどれだけ上回っていたかという「サプライズ度」は、少しずつ小さくなってきている傾向があります。

分かりやすく言うと「成長が止まる」のではなく「これまでのような驚きが減っていく」というニュアンスに近いです。

株価は「期待」で動く部分が大きいので、この“サプライズの鈍化”自体が警戒材料になりうる、というのがモルガンスタンレーの主張なのです。

 

 

 

このレポート、当たるの?過去を振り返ってみた

こういう警告レポートが出ると気になるのが「そもそも当たるの?」ってところですよね。

じつは、モルガンスタンレーは過去にも似たような警告を出したことがあります。

2024年9月には、SKハイニックスの投資判断を2段階引き下げ、目標株価も大幅に引き下げるレポートを出しました。

しかし2025年3月、モルガンスタンレーはこの判断を撤回し、「タイミングを誤った」と自ら説明しています。

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つまり、的中したこともあれば、外れたこともあるというのが正直なところ。

 

これに対して韓国の証券会社などは反論の姿勢を見せていますし、市場でも見方が分かれている状況です。

 

 

強気派の見方も。中国メーカーの増産だけでは足りない?

不安をあおるニュースばかりでもないので、強気派の視点もご紹介しておきますね。

最近、中国のメモリメーカー・CXMTが上場し、個人投資家からの応募が殺到したというニュースがありました。

このIPOをきっかけに「増産→供給過剰→価格下落」を懸念する声も出ているのですが、強気派はこう見ています。

 

・中国メーカーが増産しても、AIデータセンター向けの最先端メモリ(HBM)では、まだ米国・韓国勢に技術力で遅れを取っている
・なので、増産分がすぐに需要を満たせるわけではない

 

「供給が増える=すぐ価格が下がる」と単純には言い切れない、という視点も頭に入れておきたいですね。

 

 

押さえておきたいリスクも一応チェック

もう一つ気になる点として、韓国市場では半導体株の信用取引(レバレッジ)残高が積み上がっているという指摘もあります。

レバレッジがかかった状態だと、下落局面で一気に売りが加速しやすいので、値動きが大きくなりやすい点は注意が必要です。

「調整」で済むのか、それとも本格的な下落トレンドに入るのかは、正直誰にも断言できません。

ここは今後も注意深く観察していきたいところ。

 

 

まとめ:アナリストの意見は「一つの参考」として

今回の急落は、モルガンスタンレーの警告レポートがきっかけの一つになったのは間違いなさそうです。

ただ大事なのは、アナリストの予想もあくまで一つの見方であって、絶対に当たるものではないということ。

実際、モルガンスタンレー自身も過去に予想を撤回した経緯がありますよね。

こういうニュースに触れたときは、レポートの見出しだけで一喜一憂せず

  • 企業の決算内容そのもの
  • 経営陣が実際に何と言っているか

といった一次情報も合わせてチェックする習慣をつけておくと、変動の大きい相場でも振り回されにくくなるかもしれません。

 

MeG
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ちなみに私は半導体の個別株は持っていないので、今回は「へぇ〜そうなんだ」くらいの温度感で見てます。

 

インデックス投資メインだと、こういうニュースも少し余裕を持って眺められるのが良いところですね。

 

今回は以上となります。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

MeG

 

※参照

  • Bloomberg「半導体メーカー、価格決定力の限界見え始めた-モルガン・スタンレー」(2026年7月12日)
  • Bloomberg「米国株は上値重い展開に、半導体以外への資金移動進む-モルガンS」(2026年7月6日)

※免責事項※ 本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘や特定銘柄の推奨を目的としたものではありません。株式・投資信託等は価格変動リスク等を伴うため、元本割れとなる可能性があります。また、過去の実績やアナリストの見解は将来の結果を保証するものではありません。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任(自己責任)においてお願いいたします。

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