こんにちは、MeGです!

2026年から、金やプラチナなどの貴金属への投資を検討している投資家の皆さんに朗報です。
このたび、楽天証券から新たにゴールド(金)とプラチナ(白金)にそれぞれ投資できる、オリジナルファンドが誕生することになりました。
特に、プラチナに投資ができる投資信託は国内初となり私もかなり注目しています。
これまで「プラチナに興味はあるけれど、現物を買うのは保管が大変そう……」と二の足を踏んでいた人達にとって、投資信託で手軽に買えるようになるのはとても嬉しいニュースですよね。
今回は、2026年1月に設定されるこの注目の新ファンドについて、分かりやすく解説していきます。
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1. どんなファンドが誕生するの?

今回新しく登場するのは、以下のファンドです。
- 楽天・ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり/なし)
- 楽天・プラチナ・ファンド(為替ヘッジなし)
愛称はそれぞれ、「楽天・ゴールド」「楽天・プラチナ」と、覚えやすい名前になっています。
特に注目したいのが「楽天・プラチナ」。
実は、プラチナを主要投資対象とした投資信託は、なんと日本国内で初めて。
※2025年12月26日時点、楽天証券調べ。主要ネット証券および対面証券の取扱い状況を比較
インフレ懸念で、今後ますます需要が高まるとされる“貴金属”カテゴリー。
その中でも2025年金(ゴールド)のパフォーマンスを上回る上昇をみせた、“プラチナ”へ手軽に投資できる投資信託ということで期待も高まります。
これまで米国ETFでしか買えなかったプラチナが、少額から、しかも日本円で投資できるのは大きいですよね。
2. 知っておきたい「3つの推しポイント」
なぜ、今「金」や「プラチナ」が注目なのか。ポイントを3つにまとめてみました。
① 「NISA成長投資枠」でも購入でき、実物にはない非課税メリットが受けられる
この3つのファンドはすべて、NISAの成長投資枠の対象商品です。
金や銀、プラチナといった貴金属は、実物資産として保有するとなると売却時に税金がかかります。
(譲渡所得となり所得税や住民税がかかる。あと消費税も必要)
一方NISA口座であれば利益が出ても税金がかかりません。
これらの貴金属に投資しやすい環境が日本においても整ってきた、と言えます。
② 株とは違う動きで「家計の守り」に
ゴールドは「世界共通の価値」があり、インフレに強い資産として知られています。
過去、株式市場が大きく下落した局面でも、ゴールドは堅調なパフォーマンスを見せてきました。
株式中心のポートフォリオに、金のような「株とは違う動きをする資産」を少し加えることで、資産全体の値動きをマイルドにする効果が期待できます。
まさに、家計の「お守り」のような存在ですね。
③ 希少性が高い「プラチナ」は今がチャンス?
プラチナはゴールドよりもさらに採掘量が少なく、圧倒的に希少価値が高い金属です。
それなのに、現在はゴールドに比べて相対的に割安な価格水準にあるといわれています。
これには、2015年に起きたフォルクスワーゲン社の排ガス不正問題が影響していますが、足元では自動車産業での需要も回復傾向にあり、今後の需給バランスから供給不足が続く見通しも出ています。

「今のうちに少し持っておこうかな」と思わせる、魅力的な投資先ですね!
3. コストはどうなってる?
投資信託を選ぶとき、私たち主婦が一番気になるのは「手数料」ですよね。
このファンドは、購入時手数料は無料(ノーロード)となっています。
気になる管理費用(信託報酬)については以下の通り。
・楽天・ゴールド:年0.2925%(税込)程度
・楽天・プラチナ: 年0.864%(税込)程度
ゴールドの方は、他社の類似ファンドと比べてもかなり抑えられた水準です。
ただ、楽天証券で現在コスト最安とされる「ステートストリート・ゴールド・オープン(為替ヘッジあり/なし)」とまったく同じ信託報酬となっており、
個人的にはSBI証券の「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)(愛称:サクっと純金)」の0.1838%にもう少し迫って欲しかったな、というのが本音。
プラチナの信託報酬は少し高めに感じるかもしれませんが、国内初という希少性を考えれば、検討の価値は十分にありそうです。
4. 投資スケジュールを確認
「買ってみたい!」と思った方は、スケジュールをカレンダーにメモしておきましょう。
- 当初申込期間:2026年1月13日 ~ 2026年1月20日
- 設定日(運用開始日):2026年1月21日
- 取扱い窓口:楽天証券
5. 注意しておきたいリスク
金やプラチナは魅力あるファンドですが、一方でリスクもあります。
為替変動リスク: 「為替ヘッジなし」を選んだ場合、円高になると基準価額が下がる要因になります。
元本保証はない: 預貯金とは異なり、投資元本を割り込む可能性があります。
あくまで家計の余裕資金の範囲内で、長期的な視点を持って取り入れるのが鉄則です。

まとめ
楽天から新しく登場する「楽天・ゴールド」「楽天・プラチナ」は、インフレ対策や資産の分散先を検討している投資家にとって、とても頼もしい選択肢になりそうです。
特に、日本初のプラチナ投資信託がNISAで買えるようになるのは、資産形成の幅を広げる大きなチャンスではないでしょうか。
例えるなら、ゴールドとプラチナは「家計という料理の味を引き立て、栄養バランスを整えてくれるスパイス」のようなもの。
メインの肉料理(株式)だけでもお腹は膨れますが、スパイス(実物資産)を上手に加えることで、長期的に飽きのこない、安定した「資産という名の食卓」を作ることができるのです。
将来を守るために、新しい資産運用の一歩として検討してみてはいかがでしょうか?
最後に:皆様、今年もありがとうございました!
今年は途中更新が滞ることもありましたが、その間あらためて感じたのは、私はやっぱり投資のことや経済のことを考えるのが好きだということ。
そしてそれを記事にして発信することが本来のやりたいことであり、ライフワークだということ。
今年は新たに「note」にも参入しました。
発信のフィールドをさらに広げ、2026年も駆け抜けていきたいと思います。
今年もたくさんの方に本ブログにお越しいただき本当にありがとうございました。
来年も変わらずよろしくお願い申し上げます。
それでは、よいお年をお迎えください。
MeG

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