ゴールドをポートフォリオに組み入れよう!人気のETF「GLDM」を楽天証券で買う方法

ゴールド投資

ふこんにちは、MeGです!

今回は、ゴールドに投資するETFとして人気の「GLDM」を購入する方法について解説します。

 

MeG
MeG

ゴールドマン・サックスが先日、2025年の金の目標価格を3,300ドルから何と3,700ドルへと再び引き上げました!

investing.com 日本HPより)

ゴールドマン・サックスが金の目標価格を引き上げるのは今年に入って3度目。

昨年時点では予想3,000ドルだったものが、「3,100ドルにしとこ」→「いや3,300ドルか…?」→「やっぱ3,700ドル!」と、どんどん上方修正されていっています。

つまり、想定以上のスピードで価格が高騰しているということ。

今、異常な過熱感で金が買われているのは言うまでもなく、トランプ大統領の関税政策によるアメリカに対する不信感の現れからです。

ドルも米国株も売られる異常事態。“アメリカ離れ”が急速に進行している今、資金の逃避先としてゴールドが選ばれているという訳ですね。

 

そもそも「安全資産」である金は基本的に株式と逆相関の動きをするため、株価暴落時に資産を守るのに有効です。

同時に、価値が目減りしていく法定通貨と違い、金の価値は時とともに上がり続けるため、強力なインフレヘッジにもなります。

つまり金=ゴールドは資産を“守りながら増やす”ことのできる唯一無二のアセットなのです。

関税問題が長期化の様相を呈し、景気後退懸念も叫ばれる中、リスク分散のためにもこれからは株式だけでなくゴールドをポートフォリオに組み入れる必要性が今まで以上に高まっています。

 

本記事では、ゴールドへの投資商品として特に人気のETF「GLDM」を楽天証券で購入する方法を解説していきます。

ゴールドに投資したいけど、どうやって買ったらいいか分からない方、おトクに買う方法が知りたい方の少しでも参考になれば幸いです。

 

MeG
MeG

私(MeG)について詳しくはこちらをご覧ください!
楽天ROOMにも遊びに来てね。

にほんブログ村に参加しています。
クリックでぜひ応援をお願いします!↓
ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 株ブログへ

にほんブログ村 株ブログ 主婦投資家へ

「GLDM」がおすすめな理由

(引用元:STATE STREET社HPより)

ゴールドに投資する方法はいくつもありますが、その中で個人的にもおすすめなのが“ETF”でゴールドを保有する方法。

金貨やゴールドバー、アクセサリーなどの現物でももちろん良いのですが、一度持ってしまうと売却のタイミングが難しいですし、小分けすることもできないためPFに組み込むという点では少々難しい面があります。

一方で投資信託や国内ETFにもゴールドに投資できる商品はあるものの、どれも信託報酬や経費率が0.4%以上と高いのがネック。

そこで、手数料が安く比較的少額から売買でき、保有数量を調節しやすい米国ETFをおすすめします。

ゴールドに投資できる米国ETFには「GLDM」のほかに「GLD」や「IAU」などがあります(いずれも新NISAの成長投資枠の対象)。

中でも特に「GLDM」をおすすめするのは以下の2つの理由からです。

“超”低コスト
経費率は0.10%と他の商品に比べ群を抜いて安い
価格自体が安い
1株あたり63.77ドル(2025年4月15日現在)と買いやすい価格帯

もともと「GLDM」は「GLD」の低コスト化を目的として販売された商品だけあって、コストは驚異的な安さ。

そして「GLD」は1株あたり296.87ドル(日本円にして4万円~)とかなり高額ですが、「GLDM」は1株あたりまだ65ドル程度(1万円弱)で購入のハードルがそれほど高くなく、積立もしやすいのが魅力です。

直接ドルでゴールドが保有できるのもうれしいポイント。(その時の為替状況によって、売却時に日本円で受け取るかドルで受け取るかを選べる)

 

以上の理由からも、楽天証券でゴールドに長期投資するなら「GLDM」一択かな、と個人的には思っています。

MeG
MeG

もちろん、ドルで投資することに抵抗があったり、ある程度のコストは受け入れられるよ!という方なら他の投資商品もアリ。

 

【番外編】SBI証券ユーザーにはいい投資信託がある

例外的に、投資信託でも運用コストが格安でおすすめなのが「SBI・iシェアーズ・ゴールド(為替ヘッジなし)」。信託報酬は0.1838%とGLDMにも迫る安さで、設定されてから2年経っていないにも関わらず純資産総額が615.9億円と大変人気の投資信託です。ただしSBI証券ユーザーしか購入することができないのが残念なポイント。

 

「GLDM」の買い時はいつ?

短期的には“買われ過ぎ”。いったんの調整を待とう

 

4月17日現在、GLDMの日足チャートには激ツヨな上昇トレンドを示す「3空踏み上げ(+1空)」という珍しいチャートパターンが出現中。

勢いよく買われている一方、利益を確定したい投資家の売り圧力もかなり高まりつつあることから、いつトレンドが反転してもおかしくない状況です。

これだけの上昇角度からも、いったん調整が起こればかなり大きな下落になりそうなので、今は買いを入れるのではなくその調整を待つタイミング

少なくとも上記チャートに示す25MA、あるいは50MAあたりまでの調整はあるとみています(だいたい60ドル前後目安、願望も含め)。

 

円高ドル安が進行中、時間分散させ「ドルコスト平均法」でコツコツが吉

今は世界でドルがとにかく売られまくっている状況。

混乱の元である関税政策にいったんのピリオドが打たれるまでは少なくともこのドル安トレンドは継続するでしょう。

万が一リセッションが起きてしまえば、円高ドル安はさらに進むと考えられます(1ドル130円とか127円とか…それ以上は想像したくない)。

そのため、ゴールドの価格が安くなった!と一気に買い向かうとその後の為替動向で損をしてしまう可能性があるため、ゴールドの価格とドル円とのバランスを見ながら、少しずつ買い進めるのが無難かもしれません。

 

楽天証券で「GLDM」をスポット購入する方法とコツ

GLDMを買ってみたいけど、ETFってそもそもどうやって購入するの?

そんな方のために、ここからはGLDMを楽天証券で買う時の方法やコツについて分かりやすく解説します。

外貨決済と円貨決済

まず、そもそもETFとは“上場投資信託”のことで、株式のように証券取引所で取引され、リアルタイムで価格が変動する商品を指します。

市場が開いている時はチャートを見ながら狙った価格で約定することもできますし、“指値注文”といって「この価格になったら約定する」という予約購入も可能。

その柔軟さと、運用コストの安さがETFの魅力です。

また決済方法については、ETFや個別株などの米国株式を購入する際には、「外貨決済」と「円貨決済」の2つの方法があります。

外貨決済
…あらかじめ用意した米ドル(またはMMFで運用中のドル)で決済する方法
円貨決済
…日本円のまま注文して決済する方法
(約定の際に米ドルへ自動的に両替される)

 

楽天証券における外貨決済と円貨決済には以下のような違いがあります。

楽天証券HPより)

楽天証券でおトクなのは“外貨決済”!

上の表からも分かるとおり、おトクさという点では「外貨決済」がおすすめ。

ドル⇔円の往復為替手数料が0円の「リアルタイム為替取引」であらかじめドルに両替(ドル転)しておくことで、手数料が完全無料で取引できます。

一方で、円貨決済は決済時に1ドルあたり0.25銭の為替手数料がかかりますが、その代わり事前のドル転の手間がないため、少ない手順で楽に取引したい!という方に向いています。
(ただし、あらかじめ証券口座に円を入金、あるいは楽天銀行との『マネーブリッジ』連携が必要)

円貨決済と外貨決済についてさらに詳しく知りたい方はこちら(楽天証券のページに飛びます)

 

GLDMを「外貨決済」でスポット購入する手順

実際に、「GLDM」を外貨決済でスポット購入(指値注文)する具体的な手順について解説します(スマホから注文する方が多いと思うのでスマホ画面で説明します)。

取引時間について

最初に取引可能時間についてお伝えしておくと、米国のマーケットは季節によって「標準時間」と「サマータイム」があります。

それぞれ取引時間が異なるので注意してください。

標準時間     23:30~翌6:00
サマータイム 22:30~翌5:00

サマータイムは取引開始、終了時間が通常時間よりも1時間早くなります。
サマータイムは3月第2日曜日(米国時間)から11月第1土曜日(米国時間)までとなります。

それ以外の時間でも一部時間帯を除き注文は可能(金額を指定する指値、逆指値注文に限る)。
注文時間について詳しくはこちらをご確認ください。

 

手順①円をドルに両替(ドル転)する

今回は市場取引時間中に、GLDMを指値(63.40ドル)でスポット購入するケースで見ていきます。

あらかじめ証券口座へ必要な金額を円で入金し、「外国為替」(リアルタイム為替取引)でドルに両替しておきます(今回は1株を買うのに必要な1万円分をドルに替えます)。

 

楽天証券HPトップページ」→左上のメニューから「外国為替(米ドル取引)」を選択

 

ドルを買う」→「注文金額」をドルまたは円で入力

 

最後に「取引暗証番号」を入力→完了!

MeG
MeG

「円貨決済」は決済時のドル円で約定されてしまうけど、「外貨決済」ならドル円が安い時など好きなタイミングでドル転できて便利♪

 

手順②楽天証券ホームページ、またはiSPEEDアプリから「GLDM」を検索し注文する

米国ETFは「楽天証券ホームページ(HP)」または「iSPEEDアプリ」から注文できます(iGrowは非対応)。

楽天証券HPからの場合

楽天証券HPトップページ」→左上のメニューから「米国株式・米国ETF」を選択→虫メガネの検索ボタンで「GLDM」を検索

 

購入数量」→「価格(今回は指値63.40ドルと入力)」→「執行条件(本日中)」→「口座区分(NISA成長投資枠)」→「決済方法(ドルで買う)」を選択
最後に「取引暗証番号」を入力→注文完了!

 

iSPEEDアプリからの場合

チャートを見ながら購入タイミングを計りたい人には「iSPEED」アプリがおすすめです。

 

iSPEED」を開く(アプリを入れてない人はダウンロード)→下部のメニューバーの「検索」でGLDMを検索→右上の「注文」ボタン→「買い注文」を選択

 

数量」→「価格(今回は指値63.40ドルと入力)」→「執行条件(本日中)」→「口座区分(NISA)」→「決済方法(外貨決済)」を選択
取引暗証番号」入力→「確認画面へ」→内容を確認し「注文する」を押す→注文完了!

 

MeG
MeG

自分がやりやすい方法で買付すればOK!

定期購入したい方は「米株積立」サービスを利用しよう

楽天証券では「米株積立」サービスを使ってGLDMを含む米国ETFや、米国個別株を定期購入することもできます。

「米株積立」は基本的には、必要なドルを常に証券口座に置いている人以外は「円貨決済」がおすすめ。

一度設定すればあとは自動で積立できるので、手間がかかりません。

設定はPCサイトにて行えます(iSPEEDではできません)。

楽天証券の「米株積立」について詳しくはこちら

 

まとめ

ゴールドは“ドル安”局面でますます上昇する

ゴールドの価格が暴騰している背景の一つには“ドル安”があります。

金はドル安になると上がりやすい性質を持つため、FRBのさらなる利下げも待たれる中、むしろこれからが本格上昇のタイミングを迎えるかもしれません。

すでにかなり上がってきているため、あとどれくらいの上げ余地があるかは不明ですが、記事の冒頭で紹介したゴールドマン・サックスの予想値3,700ドルは全然あり得る価格。

FRBの利下げペースによっては4,000ドル超えも個人的には期待しています。

 

金をPFに組む込みたいなら価格の安い“今”から

「金は守りの資産だからまだいらないでしょ…」と思っている方も多いかもしれませんが、いざ将来ゴールドに投資しようと思った時に、ものすごく値上がりしていたら?

価格が高いと少ない量しか買うことができないため、ポートフォリオ上で自分の理想の比率にするのにより多くの資金が必要になるかもしれません。

MeG
MeG

「もっと早くから買っておけばよかった…!」と後悔しないように、今からちょっとずつでも買い始めよう!

今回は以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

MeG

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました