いざ巨大地震が起きた時のために知っておきたい、お金に関する備えについて

暮らし

こんにちは、MeGです!

今回のテーマは、災害発生時のお金の備えについてです。

88日に日向灘で起きた地震をきっかけに、南海トラフ臨時情報が初めて「注意」で出され、にわかに巨大地震への警戒度が上がりましたね。

幸い、とくに注意すべき一週間の「呼びかけ」期間は終了したものの、生まれてからずっと愛知住みの自分としてはいよいよその時が近づいてきたか、という身の引き締まる思いがしました。

そして、備蓄品や避難ルートの確認など、いろいろと準備する中で、ふと、お金に関する疑問が浮かんできたんですよね…

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この前現金オンリーの居酒屋で呑んだばかりで財布の中がスッカラカンだけど(実話)え、これ、地震に備えてある程度現金を下ろしておくべき?

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もし本当に被災したら、投資で運用中の資産はどうすれば良い?

など、今まで思いもしなかった疑問がいろいろと。

”に対する備えはある程度できていても、意外と“お金”のことまでは考えが至っていなかったんです。

そこで、不安解消のためにちょっと調べてみることにしました。

日本は世界でも類をみない災害大国。

地震に限らず、大雨による災害などにも共通する部分は多くあるかと思いますので、意外と知られていない?災害が起きた際のお金に関する備えについて、少しでも皆様の参考になれば幸いです。

 

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災害時はキャッシュ・イズ・キング

いざという時のために多少の現金を用意しておく

まずは被災した時のために、多少の「現金」を普段から持っておくことを考えておいたほうが良さそうです。

私もそうなんですが、生活全般ほぼほぼキャッシュレスで、財布にあまり現金を入れていないよー、という方も多いかと思います。

災害の規模にもよりますが、電気やネットワークが断絶した場合、キャッシュレス決済は利用不可能に…。

どんなに便利なツールも、被災地ではまったく役立たないという訳だね。

考えただけでも恐ろしい…。

避難生活を送らなければならないような事態下では、おそらく食料や物品はある程度支援もあるため、すぐに現金が必要とはなりませんが、日数が経てば何かを購入する機会も出てくるでしょう。

また自宅避難で大丈夫なレベルだけれど、電気は止まっていてクレジットカードが使えないなど、本当にさまざまなケースが考えられます。

パスケースの裏に千円札を数枚忍ばせておくとか、自宅に常に1万円くらいは置いておく(すぐに持ち出せるような状態で)などの対策が必要かもしれません。

理想は、お釣りなどの心配をあまりしなくても良いように、千円札のほかに500円玉を数枚、100円を数枚、10円を数枚など、硬貨もまんべんなく所持しておくと個人的にはより安心かなと思います。

火事場泥棒はどんな災害の時にも現れる

本当にひどい話なんですが、様々な災害現場にはこの“火事場泥棒”なる輩が一定数湧いてくるのが必定。

災害で自宅のガラスや壁などが壊れたりしたら、防ぐこともなかなか難しいです。

だから対策としては、

●タンス預金はせず、貴金属類も持ち歩ける程度の量に
盗られそうなものをそもそも家に置かない

もう本当これに尽きると思います。もし入られても被害が最小限で済むように心がけましょう!

被災後の資産管理について

被災後は収入が一定期間途絶える覚悟を

地震などの災害で被災した場合、一定期間仕事ができず収入が途絶えることも覚悟しておくべきです。

もちろん、お住まいの地域の被害状況にもよりますが、勤めている職場がすぐに業務を再開できる保障はありませんし、最悪会社自体が廃業になるケースもあるでしょう。

その時のために、生活防衛資金としての現金をある程度用意しておく必要があります。

 

「生活防衛資金」とは?
不測の事態に備えた貯蓄であり、緊急時にすぐに支出できる資金のことです。一般的には毎月の生活費の3か月~1年分とされています。

これは、投資をやっている方であれば少なからず聞いたことのある単語ですね。

個人的には災害への備えにも同じことが言えると思っていて、やはり貯蓄をある程度しておくことが自身と家族を守るためには大切なのかなと思います。

また、災害時は通帳や印鑑が無くても預金の引き出しは可能ですが、銀行や信金の被災状況によってはすぐに引き出せないケースも。

その対策として複数の銀行に預金を分散しておくのも有効だそうです。

MeG
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私はメインの大手銀行と、サブのネット銀行の2口座を保有していますが、どちらにも満遍なく預金を入れておこう、と今回あらためて思いました。

災害時の投資との向き合い方について

「新NISA」などの積立投資はどうしたら良い?

これも当然と言えば当然ですが、被災し先が見えないうちは積立をストップし、まずは生活の建て直しを優先しましょう。

ある程度の規模の災害が起きると、市町村からの申請により、都道府県が「災害救助法」を適用するか否かを決定します。

災害救助法が適用されると、必要に応じて即日出金やその他の要望に対し、証券会社も最大限の便宜を図ってくれます。

(リンク)
災害救助法に関する内閣府ホームページ
https://www.bousai.go.jp/oyakudachi/info_saigaikyujo.html

大きな災害の後は株価が下がるケースが多い

悲しい事実ですが、東日本大震災の直後は、日経平均が16%も暴落しました。その他、為替や世界の株価指数にも少なからず影響が出たといいます。

これは自分の個人的見解ですが、そういう時に焦って“すべて”売却するのは得策ではなさそう。(もちろん現金が尽きて当面必要な分だけ売却するのは致し方ないですが…)

生活防衛資金がある程度あれば、将来家を建て直したり、被災地から引っ越したりする時のために新NISAなどの運用は極力続け(もちろん積立はストップでOK)、少しでも資産を増やしていくことが冷静な対応なのかなと思います。

何より、まずは健康と命を守ること

備蓄は身を守るために最低限しておくべき

と、ここまで熱く語ってきて何ですが、お金の心配というのは当然二の次であって、まずは災害を生き抜くことが肝要。そのために備蓄は最低限しておきましょう。

ちなみに我が家の備えはざっくり以下のような感じ。

自宅に置いてあるもの
・家族4人、3日分の食料
・ミネラルウォーター(500ml)42本×2ケース
・期限の切れたミネラルウォーター
(飲用としては使えませんが、その他トイレの際や何かを洗う時など使い道は多々あると思い一応一定期間捨てずに保有してます)
・ランタン(ソーラー充電可能なもの)
・カセットコンロ
・簡易トイレ
持ち出し用バッグに入れてあるもの
・カンパン&ミネラルウォーター数本
・懐中電灯
・乾電池
・トイレットペーパー&ティッシュ 各2くらい
・絆創膏
・軍手
・ロープ
・携帯トイレ
・防寒用のアルミブランケット
・タオル数枚
・給水袋(水の配給時)
・水のいらないシャンプー
・体拭きシート

気付いた時にちょっとずつ足していっています。現金がまだ不十分だと今回分かりましたので、これから準備したいと思います。

ミネラルウォーターについては、わざわざ長期保存水を買うなどは特にしておらず、普段飲む水を常に多めにストックするよう心がけています。

また、持ち出しの分は旅行バッグにひとまとめにしていてかなり重たいので(こんなん持って逃げれるか!っていうレベル)、いずれは1人分のリュックを家族分用意し、それぞれに分けて入れようかなと思案中。

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まとめ

南海トラフ地震がもし本当に発生したら、東日本大震災をはるかに超える被害が想定されています。

今回の「注意」情報を受けて、被害対象地域の真っ只中にある我が家は、やや警戒度を上げて準備しました。

怖いけれど、怖れてばかりはいられないし、ましてや二人の息子たちは何としても守り抜きたい

そのために自分が取れる最大限の対策はしておこうと思います。

とは言えまだまだ「注意」が出た段階なので、過度に怯えすぎる必要もないのかなと。

準備はしつつ、これからも普段通りの生活を心がけたいですね。

MeG
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ある程度備えたら地震のことはいったん忘れて、日々楽しみながら過ごすのが一番。

今回は以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

MEG

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